PCクラスタコンソーシアム

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PCCC19「来たるべきSociety 5.0時代に向けて」
(第19回PCクラスタシンポジウム)

主催 PCクラスタコンソーシアム
日時
2019年12月12日(木) 13:30~17:35(終了後、懇親会)
13日(金) 10:00~17:30
会場 秋葉原コンベンションホール
東京都千代田区外神田1-16-13 秋葉原ダイビル2F 〒101-0021
定員 200名
参加費 無料(懇親会は有料・1,000円)
参加申込締切 2019年12月4日(水)正午
※参加登録受付は締め切りました。
会員展示 13社

求人コーナーを新設しました。

開催趣旨

Society5.0とは、ビッグデータやAIを現実世界に取り込み、持続的な経済的発展と社会的課題解決を両立させる超スマート社会を目指したもので、PCクラスタはそのような社会の実現を支える重要なインフラ技術です。

第19回となる本シンポジウムでは、「Society 5.0」をテーマとし、Society 5.0時代におけるPCクラスタ・計算機システム・アプリケーション・データはどのような姿となるのか、どのようにあるべきか、について議論します。

初日は、恒例のPCクラスタプラットフォーム最新動向、および本コンソーシアム会員企業からの発表を行います。2日目は、「自動運転」、「医療」、「スマートシティ」、「データインフラ」についての講演、「計算機の将来動向」についての企業発表、最後に「Society 5.0時代」についてパネル討論を行います。

プログラム

12月12日(木)

13:00 受付開始、企業展示開始
13:30~13:35

開会挨拶

石川 裕(PCクラスタコンソーシアム会長)

13:35~15:05

PCクラスタプラットフォームの最新動向

13:35~14:05

「HPC (Huge Paradigm Change)」

矢澤 克巳・力 翠湖(インテル株式会社)

講演概要を開く

増え続けるデータ、それを扱う多様化するワークロードに対応しAIとの融合・特化したアーキテクチャの登場などHPCは大きなパラダイムチェンジを牽引し始めています。
この大きな変革期におけるインテルの取り組みを紹介させていただきます。

14:05~14:35

「AMD最新サーバプロセッサ EPYC 7002 シリーズ (コードネーム:ROME) の技術概要」

関根 正人(日本AMD株式会社)

講演概要を開く

2019年8月にAMDが市場に投入した最新サーバプロセッサEPYC7002シリーズ(コードネーム:ROME)は、これまでにないチップレット技術を採用し最大64コア/CPUの高密度を実現した最新プロセッサです。本講演では"ROME"の技術概要と他のサーバプロセッサと比べた優位性を説明します。また、"ROME"搭載サーバ製品のラインアップとHPC分野での事例を紹介させていただきます。

14:35~15:05

「エクサスケールに向けたIn-Network Computingテクノロジとその効果」

愛甲 浩史(メラノックステクノロジーズジャパン株式会社)

講演概要を開く

ビッグデータ解析、ディープラーニングなど、より大規模かつ実際の処理能力が高いクラスタへの期待は高まる一方ですが、大規模なクラスタが効率よく性能を発揮するには、スケール効率を阻害する要因となる問題を解決しなければなりません。メラノックスのIn-Network Computing技術は、この問題に対しての一つの解となります。ここでは、その基本的な考え方や動作を始め、アプリケーション等における実際の性能への影響などの最新のデータと共にその高い能力をご紹介いたします。

15:05~15:35 休憩
15:35~17:35

PCクラスタコンソーシアム会員企業発表

15:35~15:50

「SX-Aurora TSUBASAの科学技術計算ライブラリNumeric Library Collectionのご紹介」

緒方 隆盛(日本電気株式会社)

講演概要を開く

NEC Numeric Library Collection (NLC)は、SX-Arurora TSUBASAで利用できる科学技術計算ライブラリのコレクションです。今回は、NLCで提供している疎行列線形ソルバHeteroSolverとステンシル計算を高速化するStencil Code Acceleratorを中心に、NLCの機能概要と性能についてご説明いたします。

15:50~16:05

「富士通のHPCの取り組み」

内川 浩志(富士通株式会社)

講演概要を開く

富士通が理化学研究所様と共同開発するスーパーコンピュータ「富岳」の最新状況と、「富岳」の開発を通じて培った技術を製品化する商用スーパーコンピュータPRIMEHPCシリーズの最新機種など、富士通のHPCの取り組みについてご紹介いたします。

16:05~16:20

「日立ディープラーニング・クラウドのご紹介」

寺本康弘(日立製作所)

講演概要を開く

近年、IT資産の所有からサービス利用への変化と共に、様々な分野においてクラウドサービスのニーズが高まっています。本講演では、ディープラーニングの学習モデルの開発・運用向けに日立が提供する、高性能・高信頼な日立ディープラーニング・クラウドサービスを紹介します。

16:20~16:35

「アックスの分散 AIプラットフォームのご紹介」

竹岡尚三(株式会社アックス)

講演概要を開く

アックス(創業者)は、1976年からAI開発に取り組んでいます。記号論理推論AIをクラスタ計算機/分散環境で並列実行するプラットフォームをご紹介します。

16:35~16:50

「DDN Update for 2020」

橋爪信明(株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン)

講演概要を開く

2020年に向けたDDN社のハードウェア及びソフトウェアソリューションをご紹介させて頂きます。

16:50~17:05

「HPC向けOracle Cloudご紹介」

松山 慎(日本オラクル株式会社)

講演概要を開く

Oracle Cloudのベアメタルをベースとした最新の計算リソース、遅延1.5μ秒のRDMA、安価なアーカイブストレージなどが2019年5月新設の東京リージョンで利用可能となりました。Oracle CloudはSINET閉域接続のご利用ではクラウドとオンプレミスの間の転送データ量が "完全に無料" となります。2019年12月には大阪リージョンもサービス開始予定です。
HPC用途利用では使いにくかったクラウドの弱点の多くを排除したHPC向けOracle Cloudを紹介させて頂きます。

17:05~17:20

「High Performance Edge Computingに向けたソリューション」

西 克也(株式会社計算科学)

講演概要を開く

自動運転を含むエッジコンピューティングにおける演算能力の高性能化と高速ストレージの需要が高まっています。EUTOTECH社が開発提供している車両搭載型のハイパフォーマンス・エッジコンピューティングにむけた製品をご紹介します。

17:20~17:35

「Society 5.0の仮想AI/HPC環境実現に向けたHPC基盤ソフトのご紹介」

ハワード ワイス(Pacific Teck)

講演概要を開く

高速な仮想AI/HPC環境実現に必要なるHPC基盤ソフトとして弊社で販売させて頂いているジョブ管理、仮想コンテナ、開発環境、高速分散ファイルシステムをご紹介するとともに、より安全なデータ管理に必要となるノードをまたいだHA可能なストレージ管理ソフト、オンプレ環境とパブリッククラウド環境をシームレスに連携可能なストレージソリューションを機能紹介、実例とともにご紹介させていただきます。

17:45~19:15 懇親会 (参加費1000円)

12月13日(金)

09:30

開場、展示開始

10:00~10:10

座長挨拶

塙 敏博(東京大学)

10:10~10:40

招待講演1

「自動運転領域におけるAI、IoT活用事例」

関谷 英爾(株式会社ティアフォー)

講演概要を開く

弊社では、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導しています。自動運転で利用されるAIの動向や取り組み、Autowareが搭載されている自動運転車の運行管理システムに必要な配車管理、映像配信、地図配信で使用しているIoT技術についてご紹介させていただきます。

10:40~11:10

招待講演2

「深層学習時代の医用画像処理におけるデータと計算環境」

小田 昌宏(名古屋大学)

講演概要を開く

医療機関において撮影されるCT画像、内視鏡画像、超音波画像等の医用画像には患者の状態解析に必要な情報が多く含まれる。医用画像をコンピュータにより解析することで、診断及び治療における医師の判断支援が可能となる。医用画像処理においても深層学習利用が広まっており、高性能な画像解析アルゴリズムが多数登場している。その中で大規模医用画像データベース構築の重要性が認識され,医療機関をまたぐデータ収集が進んでいる。医用画像データには3Dボリューム画像や動画が含まれ、1つ1つのデータサイズが大きいことが特徴である。現在のGPU主体の深層学習計算環境は医用画像データの処理に課題を持つ。
本講演では深層学習を用いた医用画像処理とこれに関わるデータ・計算環境について紹介する。

11:10~11:40

招待講演3

「数値天気予報を用いた洪水予測と発電ダムの効率的運用について」

牛山 朋來(土木研究所)

講演概要を開く

近年国内では、毎年のように記録的豪雨が発生し、洪水・土砂災害が引き起こされている。豪雨を定量的に予測できれば、災害をある程度軽減させることが可能である。また、水力発電ダムでは下流域の安全リスク低減、および水資源の効果的利用につなげることができる。そこで、最新の豪雨予測技術と河川流量予測モデルを組み合わせることにより、洪水予測と発電ダムの効果的利用について改善した結果を紹介する。

11:40~13:00 昼休み
13:00~13:40

PCクラスタコンソーシアム 専門部会報告

13:00~13:10

システムソフトウェア技術部会

13:10~13:20

XcalableMP規格部会

13:20~13:30

実用アプリケーション部会

13:30~13:40

HPCオープンソフトウェア普及部会

13:40~14:10

招待講演4

「大学・研究機関で共創する産学官連携のためのデータプラットフォーム」

田浦 健次朗(東京大学)

講演概要を開く

データ科学, データ利活用を基軸とした産官学連携のためのプラットフォーム構築計画(データ活用社会創成プラットフォーム)について、狙いと現状を説明する。本計画はNII、 産総研、8大学(北大、東北大、東大、東工大、名大、京大、阪大、九大)の共同で推進する。本講演で技術的な特徴(セキュアストレージ、隔離された環境、AI/HPCクラスタとの接続, モバイルデータ収集網)とともに連携推進・コミュニティ作りのための取り組みについて述べる。

14:10~15:40

企業発表「計算機の将来動向」

14:10~14:40

「Society 5.0における量子コンピュータ」

中村 祐一(NEC中央研究所)

講演概要を開く

量子アニーリングは量子コンピュータの一種であり、量子重ね合わせの特性を生かして組合せ最適化問題を超高速、かつ、高品質な解を得る仕組みである。その探索範囲は、従来型計算機の線形に拡大する探索とは異なり、より広範囲な指数的な探索の中から最適な解を得るという特徴がある。さらに、汎用的な量子コンピュータと比較して構造が簡単で実用化により近い量子コンピュータである。本講演では、量子アニーリングのアーキテクチャとその実用化に関して述べる。

14:40~15:10

「Digital Transformation時代に必要となるコンピューティング技術」

中島耕太(富士通研究所)

講演概要を開く

Digital Transformation(DX)では大量データからAI計算により価値を抽出し活用することが求められるが、その計算量は膨大である。これまで科学技術シミュレーションを中心に利用されてきたHPC技術をうまく活用することでAI計算が必要とする高速性を提供できる。そこで、大規模並列環境を利用してAI計算を高速化した事例を題材に、AI計算が必要とするコンピューティング技術の課題を整理し、その解決案について提案する。

15:10~15:40

「社会インフラの最適運用に向けた日立CMOSアニーリングマシン」

吉村地尋(日立製作所)

講演概要を開く

複雑化する社会課題に対してコンピューティングの観点から貢献するために、日立では組合せ最適化問題向けの計算機「CMOSアニーリングマシン」を開発した。
2013年に最初の学会発表をして以降、2015年/2019年のISSCCなど主要な学会でハードウェア技術の成果を報告してきた。並行して、顧客協創を通して実際の社会課題への適用を進めている。2019年4月に国分寺市の弊社中央研究所に開設した「協創の森」を舞台とした事例についても紹介する。

15:40~16:00

休憩

16:00~17:30

パネル討論「Society 5.0に求められるもの」

モデレータ: 塙 敏博(東京大学)
パネリスト:
  • 関谷 英爾(株式会社ティアフォー)
  • 小田 昌宏(名古屋大学)
  • 牛山 朋來(土木研究所)
  • 田浦 健次朗(東京大学)
  • 中村 祐一(NEC中央研究所)
  • 中島耕太(富士通研究所)
  • 吉村地尋(日立製作所)

パネル趣旨を開く

Society5.0では、シミュレーション、ビッグデータ解析、AI等の技術を駆使した高度なサービスの提供が期待されている。その中でPCクラスタはSociety5.0を支える重要な計算インフラになる。

一方、Society5.0で実現する社会のモデルとして、自動運転、スマート医療、防災・減災が重点分野に位置付けられている。本パネルでは、これらの分野の専門家も交えて、Society5.0の実現に向けて、システムに求められるもの、目指すべき方向性について幅広く議論したい。

17:30

閉会

会員展示
求人コーナーを新設しました。

展示時間: 12月12日(木) 13:00~19:15
12月13日(金) 9:30~16:00
展示会場: シンポジウム会場内
展示企業・団体(五十音順):
  • 株式会社アックス
  • インテル株式会社
  • SCSK株式会社
  • 株式会社計算科学
  • 筑波大学計算科学研究センター
  • 株式会社データダイレクト・ネットワークス・ジャパン
  • 東京大学情報基盤センター
  • 日本AMD株式会社
  • 日本オラクル株式会社
  • 日本電気株式会社
  • Pacific Teck Limited
  • 富士通株式会社
  • メラノックステクノロジーズジャパン株式会社

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