第93回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「Reedbush スパコンを用いたGPUディープラーニング入門」(1月22日)

主催 東京大学情報基盤センター
共催 PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会)
日時
2018年1月22日(月) 10:00~17:15
会場 東京大学情報基盤センター 4階413遠隔会議室
受講資格 スパコン利用にあたっては別途手続きが必要です(下記講習会HP参照)。
UNIXの経験があることが望ましい。最低限emacsまたはvi等によりファイルの編集をできる必要があります。Python の基礎知識があることが望ましい。
定員 30名
講習会HP 詳しくはこちらをご覧ください。

開催趣旨

最近話題となっている人工知能や自動運転の基盤である機械学習やディープラーニング(深層学習)はGPUを用いることで非常に高速化されるため、効率的な学習ではGPUの利用は必須となってきています。

本講習会では、東京大学情報基盤センターに設置されているReedbush(Reedbush-H)スーパーコンピュータシステムを使用し、NVIDIAのディープラーニング ソリューションアーキテクトである山崎和博氏を講師にお迎えし、座学とハンズオンを通して、GPUスパコンを使用したディープラーニングを体験していただきます。講習会では、これからディープラーニングを学ぶ人を対象とし、まずディープラーニングやそのフレームワークについて学びます。続いて、ハンズオンでは、画像分類問題を題材として、Reedbush-Hの複数GPUを用いてディープラーニングの学習を体験していただきます。

本講習会は、並列計算やGPUプログラミングに関する知識・経験は必要ありません。

プログラム

1月22日(月)

09:30 - 10:00 受付
10:00 - 10:40 Reedbush-Hへのログイン
10:40 - 11:40 ディープラーニング基礎

ハンズオン受講に際し必要となる、基礎的事項について説明します。
ディープラーニング自体の基礎に加え、使用するフレームワークについても概説します。

13:00 - 15:00 ハンズオン#1: Reedbush-Hでのディープラーニング

画像分類問題を題材として、Reedbush-H上でディープラーニングの学習をひと通り体験していただきます。ジョブ投入や計算環境へのアクセスなど、Reedbush特有のポイントなどを学ぶことで、大規模な学習をスムーズに実施できるようになります。

15:15 - 17:15 ハンズオン#2: マルチGPUによる高速化体験

ディープラーニングにおいて、十分な精度を実現するには多くの計算を行う必要があります。このとき複数のGPUを同時に使用することで、計算時間を短くすることができます。
このハンズオンではハンズオン#1をベースに、マルチGPUでの実行を体験していただきます。

東京大学情報基盤センターでは様々な並列プログラミング講習会を企画しております。
詳細は下記をご覧ください。
http://www.cc.u-tokyo.ac.jp/support/kosyu/