第91回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「OpenACCとMPIによるマルチGPUプログラミング入門」(12月4日)
主催 | 東京大学情報基盤センター | ||
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共催 | PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会) | ||
日時 |
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会場 | 東京大学情報基盤センター 4階413遠隔会議室 | ||
受講資格 | スパコン利用にあたっては別途手続きが必要です(下記講習会HP参照)。 C言語(またはFORTRAN)およびUNIXの基礎知識を有していること、基礎的なMPIプログラミングに関する知識を有していること、Linuxでのコマンドライン操作の経験があることが望ましい。 最低限emacsまたはvi等のエディタによりファイルの編集ができる必要があります。 |
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定員 | 30名 | ||
講習会HP | 詳しくはこちらをご覧ください。 |
開催趣旨
近年、低消費電力で高い性能を得るために、高性能なスーパーコンピュータシステムではGPUやXeon Phiなどのアクセラレータが搭載されてきています。これらのスパコンを有効に活用するためには、複数のアクセラレータを利用することが必須です。
本講習会では、GPUに焦点をあて、GPU搭載スパコンで大規模な数値計算を実現するために必須となるマルチGPUプログラミングについて学びます。GPUは、NVIDIA社のTesla GPU(Pascalアーキテクチャ)を対象とし、プログラミング環境としては既存コードに指示文(ディレクティブ)を追加することでGPU化できるOpenACCを用います。GPU間の並列化はMPIを利用します。実習では、基礎的なプログラムを通して、OpenACCによるGPUコードの作成、OpenACCとMPIによる複数GPUを用いたプログラムの作成方法を学びます。最後に、より実践的な題材として複数GPUを用いたFDTD法による電磁波伝搬計算を取り上げ、これを通してマルチGPUプログラミングの理解を深めます。
実習には、東京大学情報基盤センターに設置されているReedBush(Reedbush-H)スーパーコンピュータシステムを使用します。
本講習会では、MPIプログラミング自体については座学と簡単な演習による復習のみ行います。このため講習会受講前に基礎的なMPIプログラミングの知識・経験を有していることが望まれます。OpenACCおよびMPIについては、マルチGPUプログラミングに必要な機能について焦点をあて解説します。このため、OpenACCやMPIの機能全般については扱いませんので、それらを深く勉強したい方は、別途実施している講習会を受講することをお勧め致します。
プログラム
12月4日(月)
09:30 - 10:00 | 受付 |
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10:00 - 10:40 | Reedbush-Hへのログイン |
10:40 - 12:00 | GPUとOpenACC基礎(座学) |
13:00 - 14:00 | OpenACC基礎(演習) |
14:00 - 14:50 | MPI復習(座学、簡単な演習) |
15:00 - 16:30 | OpenACCとMPIによるマルチGPUプログラミング(座学、演習) |
16:40 - 18:00 | 複数GPUを用いたFDTD法による電磁波伝搬計算(座学、演習) |
※東京大学情報基盤センターでは様々な並列プログラミング講習会を企画しております。
詳細は下記をご覧ください。
http://www.cc.u-tokyo.ac.jp/support/kosyu/