第83回お試しアカウント付き並列プログラミング講習会
「OpenFOAM入門」(8月23日)

主催 東京大学情報基盤センター
共催 PCクラスタコンソーシアム(実用アプリケーション部会)、オープンCAE学会
日時
2017年8月23日(水)  10:00~18:00
会場 東京大学情報基盤センター 4階413遠隔会議室
受講資格 スパコン利用にあたっては別途手続きが必要です(下記講習会HP参照)。
Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識が必要です。また、センターのスーパーコンピューターにインストールされているコマンドラインインターフェースのエディタ(Emacs、vim、nano)のいずれかを用いて、ファイルの編集を行う必要があります。
受講料 無料
定員 20名
講習会HP 詳しくはこちらをご覧ください。

開催趣旨

情報基盤センター(以降、センター)に設置されたスーパーコンピューター(以降、スパコン)の利用促進とスパコンを用いた数値流体解析(以降、CFD)の普及を目的として、OpenFOAM入門講習会を実施します。受講料は無料です。

本講習会は、オープンソースのCFDツールキットであるOpenFOAMを用いた基礎的なCFD並列解析の講習会です。スパコンの概要や利用法概説に始まり、OpenFOAMの概要説明をした後、格子生成、CFD解析、格子や解析結果のデータ転送、可視化、並列計算などの演習を行います。本センターのスパコンでOpenFOAMを用いたCFD解析にご興味ある方で、どのようにすべきか知りたい方は是非受講をお勧めいたします。

本講習会はCFD解析やプログラミング、並列計算に関する知識・経験は必要ではありません。Reedbush スーパーコンピュータシステム(Reedbush-U)による実習もあります。
 「OpenFOAM入門」講習では,OpenFOAMを用いた並列計算の概要説明と演習を行いますが,並列プログラミングについては扱わないので,予めご了承ください。

8月 23日(水)

09:30 - 10:00 受付
10:00 - 10:30 Reedbush-Uへのログイン
10:30 - 11:00 Reedbush-U概要
11:00 - 11:30 OpenFOAM概要
12:30 - 14:00

キャビティ流れ演習I

  • blockMeshによる格子生成
  • ParaViewによる格子可視化
  • icoFoamによる流れ解析
  • ParaViewによる解析結果可視化
14:15 - 16:00

キャビティ流れ演習II

  • sampleによる解析結果サンプリング
  • gnuplotによる解析結果プロット
  • snappyHexMeshによる格子生成
16:15 - 18:00

キャビティ流れ演習III

  • 並列計算
  • プロファイラーの使い方
  • その他チュートリアルの実行
  • Reedbush-UでのOpenFOAMのコンパイル

東京大学情報基盤センターでは様々な並列プログラミング講習会を企画しております。
詳細は下記をご覧ください。
http://www.cc.u-tokyo.ac.jp/support/kosyu/