Pacific Teck Japan
HPC、生成AI、LLM、量子コンピューティングなど 最先端技術を支えるソリューション
世界中で最先端技術が次々と新たなイノベーションを生み出しています。Pacific Teck は、そうした現場で活躍するソフトウェアやサービスを専門に提供するプロフェッショナルです。エンタープライズコンピューティング、HPC、生成AI、LLM、量子コンピューティング、機械学習の環境構築に必要不可欠な製品を幅広く取り揃え、日本をはじめアジアパシフィック地域全体へ提供しています。ベンダーと連携し、技術サポートも充実。ジョブ管理、コンテナのランタイムとエコシステム、ストレージ、クラスターマネジメント、開発者向けツールなど、多岐にわたる製品ラインアップから、今回は特に厳選した3つの製品をご紹介いたします。
テーマ1:AI時代のクラスターマネジメントシステム 「TrinityX Cluster Manager」
TrinityXは、AI時代のためのOSプロビジョニング、モニタリング、ユーザーポータルの統合環境ソフトウェアです。GPU対応の大規模クラスターでも、構築と運用がスムーズで容易に行えるのが特長です。特定のハードウエアに依存しないため、異なるベンダー、異なる構成のハードウェアが混在するようなヘテロジニアス環境でも柔軟に対応できます。これによりAI環境のみならず、従来のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境でも、効率的で信頼性の高いクラスタ管理を低コストで実現します。
また、ファイルの入出力やジョブの投入・管理を行うためのユーザーポータルとして、業界標準であるOpen OnDemandをフロントエンドとして採用。より便利で直感的な管理体験を提供します。
TrinityXは、クラスターマネジメントの分野で豊富な経験を持つClusterVision社が開発した製品です。ClusterVision社は、Bright Cluster Manager/Base Command Manager(BCM)を手掛けた企業としても知られています。最新のプロダクトを利用して再設計されたアーキテクチャにより、TrinityXはBCMと同等以上の機能を実現し、よりお客様の目的に寄り添うことのできるクラスターマネジメントシステムとなっています。
TrinityX Cluster Managerについて詳しく見る
テーマ2:HPCのための軽量・高速なコンテナソリューション 「SingularityPRO」
コンテナでシミュレーションを実行することは、多彩なアプリケーションが要求する多彩な環境をホスト環境に依存することなく実現するなど、多くの利点があります。中でもSingularityはコンテナイメージを単一ファイルとし、ユーザー自身による管理を大幅に簡略化します。また、管理者権限を要求しない設計はシステムを汚染せず、電子署名によるイメージ同一性の保証は、再現性とセキュリティ対策を同時に実現します。そして 昨今のコンピュートノードはリソースがますます豊富となり、コンテナと連携しつつ、1つのノード、1つのGPU上で複数のジョブを効率的に実行できるスケジューラを採用することが、AI/機械学習システムを構築する上で重要な要素になっています。
テーマ3:そのコンテナ本当に大丈夫?マルウェアなどのセキュリティ対策ツール 「Anchore Enterprise」
近年、マルウェアによる攻撃は増加傾向にあります。特にランサムウェアやスパイウェアなどのマルウェアによる攻撃が顕著で、アジアおよび日本でも被害が報告されています。標的は多岐にわたっており、個人、企業、政府機関などさまざまな組織が攻撃の対象となっています。弊社のお客様(アジアの某大学)も昨年被害に遭われたそうで、「対応にかなりの時間と労力がかかっている」と嘆いておられました。これは決して他人事ではありません。現代のコンピューティング環境では、様々な脅威からアプリケーションやシステム、そしてデータを保護するために対策を打つことが大前提となっています。
Anchore Enterprise はブラックボックスになりがちなコンテナの中身をチェックし、マルウェアやセキュリティ問題、脆弱性を検出したり、SBOM(Software Bill of Materials)を作成して管理し、報告された脆弱性のアラートを立てることができるツールです。
これにより、持ち込まれたコンテナが安全か?長く使っているイメージに新たに脆弱性が見つかってないか?といった心配を無用にできます。コンテナが多用される環境では必須のツールと言えます。
シンポジウム会場の発表時間
12月6日(金)10:45-10:55
「HPCシステムを絞りつくす」
森本 賢治(Pacific Teck Japan)
現地会場展示のご案内
PCCC24会場展示に参加します。
お気軽にお立ち寄りください。
現地展示は終了しました。
その他の発表・展示のご案内
問い合わせ先
Pacific Teck Japan
-
問い合わせ先メールアドレスを表示する
※自動でメーラーが起動しない場合はコピーペーストしてください。
- URL
- Pacific Teck Japan 公式ウェブサイト
- ※シンポジウムではSlackでの質疑を受け付けています。Slackアカウントは「pccc-events」です。