[SCore-users-jp] processing time

kameyama @ pccluster.org kameyama @ pccluster.org
2002年 8月 20日 (火) 15:57:18 JST


亀山です.

In article <20020820061522.30153 @ vivaldi.cs.kumamoto-u.ac.jp> Yoshifumi CHISAKI <chisaki @ cs.kumamoto-u.ac.jp> wrotes:
> しかし,過日メールした様に,本来10ms以下で処理してほしいのに,
> 最大で60ms程度の処理時間を要するフレームも生じます。
> 
> 10msを越える処理時間を必要とするフレームは,ほぼ10s毎に周期的に起きています。
> そして,その際HUBを見ると,PCが接続してある全てのポートのランプがつきます。
> #ブロードキャストしているように見えます。
> 
> scout -g seg10+seg20を実行した状況では点灯しません。
> scrun -nodes=1x1+4x2 ./program
> を実行すると約10秒単位で上記の症状が起こります。
> 
> 何を行っているか想像できる方,いらっしゃいませんでしょうか?

10 秒というと, SCore-D single user mode の time slice だと思います.
SCore-D は (single user mode の場合でも) デッドロックの検出や
リソースが足りているかどうかなどのチェックなどのため
SCore-D が定期的に割り込みます.
(マルチユーザ gang モードの場合は, このタイミングでギャングスケジューリング
することがあります.)
割り込みの間隔は single user mode の場合は
コンパイルし直さない限りは 10 秒固定です.
multi user mode だと default は 500 ms ですが,
-ts オプションもしくは sc_console で変更可能です.

> 10sではなく,それを延長できる術があるだけでも非常に嬉しいのですが。

ということで, scored をコンパイルし直すか,
multi user mode で time slice を長く指定して,
execlusive mode 以外のキューを disable して実行すれば延長できると思います.

                       from Kameyama Toyohisa



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