PCクラスタコンソーシアム

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第十四回PCクラスタシンポジウム

主催 PCクラスタコンソーシアム
会場 秋葉原コンベンションホール
参加費 無料
定員 200名
事前登録 終了しました
本シンポジウムは終了しました。多数のご参加ありがとうございました。

開催趣旨

 

 科学技術の発展のためには、大規模計算科学シミュレーションが必要不可欠であり、PCクラスタは計算科学へのゲートウェイです。PCクラスタコンソーシアムでは、産業界、アカデミック界と連携して、計算科学へのゲートウェイであるPCクラスタの普及に努めてきております。
 本シンポジウム初日は、弊コンソーシアム活動のご紹介および民間企業におけるスーパーコンピューティングについてのディスカッションをします。
 2日目は、恒例のPCクラスタプラットフォーム最新動向に加え、ハイエンドスーパーコンピューティングに関する特別講演を東京大学中村宏先生、理化学研究所 富田浩文様、三好建正様からいただきます。 最後に、弊コンソーシアム会員企業のこの分野への取り組みを紹介させていただきます。

 多数のご参加をお待ちしております。


プログラム

12月11日(木)

13:00 -      受付開始、展示開始
13:30 - 14:40 PCクラスタコンソーシアム活動報告
13:30 - 14:00 システムソフトウェア技術部会:
「次世代メニーコア型スパコンのためのシステムソフトウェア」
石川 裕
(理化学研究所計算科学研究機構)
 PCクラスタコンソーシアムメンバである東京大学、理化学研究所、日立製作所、日本電気、富士通、アックスとともに開発を進めていたメニーコア型スパコンのためのOSカーネルMcKernelは、現在、理化学研究所が中心となり引き続きPCクラスタコンソーシアムメンバとともに開発を継続している。 本発表では、McKernelの設計思想ならびにユースケースについて紹介する。
14:00 - 14:20 並列プログラミング言語XcalableMP規格部会:
「PGAS並列プログラミング言語の課題」
佐藤 三久
(筑波大学計算科学研究センター)
  XcalableMP規格部会で決定した仕様は1.2であるが、この規格に基づくレファレンス実装を筑波大学と理化学研究所で進めており、普及に向けて講習会等の活動も行っている。エクサスケールに向けて、システムのさらなる大規模化や、マルチコアやGPUなどの新しいプラットフォームへの動きがあり、これらに対応する新たな機能について議論する時期に来ている。本発表では部会の活動状況に報告するとともに、これからPGAS並列プログラミング言語に必要とされる機能と課題について議論する。
14:20 - 14:40 PCクラスタ実用アプリケーション部会:
「フリーソフトウェアの普及を目指して」講演資料
片桐 孝洋
(東京大学情報基盤センター)
 本報告では、実用アプリケーション部会の平成27年度以降の活動予定を報告します。 本部会は、アプリケーション高速化支援、および、数値シミュレーション導入支援を目的に設立されました。 本年度からの新しい試みとして、フリーソフトウェア普及支援事業、および、講習会の実施を行う予定です。また、フリーソフトウェア活用の研究事例について紹介します。
14:40 - 15:00 講演 「産業競争力強化に向けた産業基盤ソフトウェアの開発を目指して」講演資料
奥田 基
(スーパーコンピューティング技術産業応用協議会)
 スーパコンピュ-タとともにシミュレーション技術を支えるシミュレーションソフトウェアは日本の産業競争力強化にとって、重要かつ戦略的な技術である。 日本ではアカデミア側でこれまで数々のソフトウェアが開発されてきたが、それらの産業界における活用については、まだまだ十分ではなく、また、開発が一過性で終わり、その資産が継承されていないケースも数多くみられる。 国の財産としてのこれらのソフトウェアの活用は産業界側にとっても重要であり、産応協ではこの課題解決に向けての第一歩として、「産官学連携による産業基盤シミュレーションソフトウェアの開発・改良・維持・普及に関する調査・検証プロジェクト」を行う事とした。本講演では、このプロジェクトの概要を説明する。
15:00 - 15:30 休憩
15:30 - 17:20 パネルディスカッション
テーマ PCクラスタ・HPC環境に望む民間企業の本音
 コンピュータの性能は向上を続け、性能あたりのコストは下がってきており、企業にいて製品設計にHPC使うには非常に良い状況になってきている。 また、クラウドサービスも一般化してきて、大きな設備導入をせずとも利用できる環境ができてきた。しかしながら、日本全体としてみると、必ずしも技術分野でのコンピュータの利用は進んでないように見える。 そこで、産業界でのHPC利用について経験も長く、高い見識を持つ3名の方をお招きして、それぞれの業界(自動車産業、素材材料分野、製薬)での現状と問題点を紹介してもらい、今後の更なる発展に向けた方策を議論することとした。
コーディネーター 姫野 龍太郎 (理化学研究所情報基盤センター)
パネリスト 北村 一泰(日本薬科大学)講演資料
善甫 康成(法政大学)
梅谷 浩之(日本自動車工業会)
17:30 - 19:00 懇親会

12月12日(金)

9:30 -       開場、展示開始
10:00 - 12:00 PCクラスタプラットフォームの最新動向
10:00 - 10:45 「Intel's parallel computing initiatives and technical computing roadmap」
Joseph Curley, Seetha Rama Krishna、Nookala
 (Intel Corporation)
Mr. Curley will present Intel's multi-core and many core strategy including updates on the upcoming Knights Landing processor as well as a discussion on application enablement.
10:45 - 11:30 「AMDコアのイノベーション "Ambidextrous Computing" ロードマップとその後」
林 淳二
(日本AMD株式会社)
 既に業界最高峰のグラフィックスとx86系APUプロセッサーを世にリリースしているAMD。 2014年後半にリリースする64-bit ARMコアプロセッサーや、各種IPを顧客毎にテイラーメードにSoC化する技術を使い、従来よりも早く製品化する事が可能になってきました。 今年2014年から始まったAMDのAmbidextrous Computing製品戦略と将来製品の概要に関してご紹介します。
11:30 - 12:00 「GPUコンピューティング最新情報」講演資料
平野 幸彦
(エヌビディア合同会社)
 世界のスパコンの電力効率を競うGreen 500ではNVIDIA GPUを採用したシステムが1位から15位を占め、HPCシステムとしての高速演算性能と低消費電力を兼ね備えた NVIDIA GPU が次世代計算インフラの要であることが証明されています。 本セッションではNVIDIA GPUの最新情報、およびエクサスケールに向けた取り組みをご紹介します。
12:00 - 13:30 昼休み
13:30 - 15:00 特別講演
13:30 - 14:00 「持続可能なHPC基盤の構築へ向けて」
中村 宏
(東京大学情報基盤センター)
 HPC基盤に求められる能力はこれからも飛躍的に増加するため、将来にわたって持続的にHPC基盤を構築していくことにはさまざまな問題が存在する。 本講演ではまず、よく知られている消費電力問題を取り上げ、その現状と解決へ向けた技術動向を紹介する。 次に、スパコンのアーキテクチャの多様化により増大するアプリケーション開発の困難さもこの問題と捉え、その解決へ向けた私見を述べる。
14:00 - 14:30 「次世代のスパコンで期待される計算科学から社会への貢献」
富田 浩文
(理化学研究所計算科学研究機構)
 これまで、基礎科学の発展にHPCが果たしてきた役割は大きい。一方で、近年はHPCの社会的課題の解決への直接貢献、産業応用への積極的な応用が求められてきている。 こうした中で、数年前から計算科学アプリケーションコミュニティーでは、分野を超えて計算科学が実社会が抱える問題にどのように資することができるか、そのためには何が必要かということを話し合ってきた。 本講演では、アプリケーション作業部会、アプリケーション調査研究を経て議論してきた内容を反省点を交えてレビューし、今後のコミュニティーのあり方を考えたい。
14:30 - 15:00 「ビッグデータ時代のデータ同化」講演資料
三好 建正
(理化学研究所計算科学研究機構)
 データ同化は、シミュレーションと実測データをつなぐ学際的科学であり、気象シミュレーションでは天気予報の精度を左右する重要な役割を果たす。 シミュレーションは大規模化し、センサー技術は進化し続ける。シミュレーション、センサー双方からの大容量かつ高速なビッグデータに対応した「ビッグデータ同化」の技術革新について、ゲリラ豪雨予測を例に紹介する。
15:00 - 15:30 休憩
15:30 - 17:20 企業発表
15:30 - 15:45 「Microsoft AzureによるクラウドHPCソリューションのご紹介」講演資料
佐々木 邦暢
(日本マイクロソフト株式会社)
 Microsoft Azureは、マイクロソフトが提供するパブリック クラウド サービスで、Windowsはもちろんのこと、Linuxもサポートするオープンなプラットフォームです。Microsoft Azureでは、HPCインスタンスもご用意しており、クラウドを通じて、高パフォーマンスかつ拡張性の高いHPCコンピューティングを、誰でも、オンデマンドでご利用できます。 本セッションでは、Microsoft AzureによるクラウドHPCソリューションについてご説明させていただきます。
15:45 - 16:00 「富士通のPCクラスタに対する取り組み」講演資料
中島 耕太
(株式会社富士通研究所)
 富士通のPCクラスタに対する取り組みについてご紹介します。 特に富士通が取り組む技術開発の事例として、現在研究開発を進めているPCクラスタ向けのネットワークトポロジーやMPIの研究開発事例についてご説明します。
16:00 - 16:15 「HPC環境でのログ管理」講演資料
川田 淳史
(SCSK株式会社)
 HPC環境におけるログ管理の重要性が増してきています。利用しているユーザ及びアプリケーションは適切か?不正利用はないか?システムリソースの使用状況は適正か?どのタイミングでシステムの増強を行う必要があるか?ログを分析する事によって、様々な事が可視化できるようになります。 全世界で9700社、日本国内でも200社の導入実績があるログ管理ソフト「Splunk」をご紹介します。
16:15 - 16:30 「クレイ製品のご紹介」講演資料
下平 文彦
(クレイ・ジャパン・インク)
クレイの掲げます「Compute」「Store」「Analyze」の観点より、スーパーコンピュータ、ストレージ、ビッグデータに関するソリューションをご紹介させていただきます。
16:30 - 16:45 「NECのHPC製品戦略について」
陶 理恵
(日本電気株式会社)
 NECのHPCクラスタソリューション「LXシリーズ」についてご紹介いたします。 サーバの最新ライナップやアプリケーションソリューションサービスなどについてご説明します。 また、最新のHPC製品戦略についてもご紹介いたします。
16:45 - 17:00 「分散機械学習プラットフォーム axLinux/雷神L などのご紹介」講演資料
竹岡 尚三
(株式会社アックス)
 AXEはシンクライアントや自動車に必要な基本ソフトウェア及び、サーバ技術、AI技術を開発提供し、また、データマインニング・サービスを提供しています。 今回は、64ビットクラスタOSに、サポートベクタ・マシンやニューロネットワークの学習を、分散並列によって、高速に行える「分散機械学習プラットフォーム axLinux/雷神L」をご紹介します。
17:00 - 17:15 「日立のテクニカルコンピューティングへの取り組み」
清水 正明
(株式会社日立製作所)
 日立製作所のテクニカルサーバおよびサーバラインナップをご紹介します。 また、最新のPCクラスタシステムやビッグデータなどへの取り組みについてお話します。
17:15          クロージング

PCクラスタコンソーシアム企業展示(12月11日 13:00 - 19:00、12日 9:30 - 15:30)

  • 日本マイクロソフト株式会社
  • 富士通株式会社
  • 最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)(東京大学および筑波大学の共同展示)
  • SCSK株式会社
  • クレイ・ジャパン・インク
  • 日本電気株式会社
  • 株式会社アックス
  • 株式会社日立製作所

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