SC_SYSLOG(8)
MAINTENANCE COMMANDS
SC_SYSLOG(8)
名称
sc_syslog - SCore-D のシステム状態やアカウンティング情報をジャーナリングします

書式
sc_syslog hostname[:portno] [filename]

解説
sc_syslog は SCore-D のシステム状態や SCore-D ユーザのアカウンティング情報をジャーナリングします。hostname (および portno) には(SCore-D 自身ではなく) scbcast(8) の起動しているホストを指定し、sc_syslog が scbcast からジャーナリング情報を受け取れるようにする必要があります。これにより、一つないし複数の sc_syslog プロセスを一つの SCore-D オペレーティングシステムにアタッチすることができます。この機能は予備の記録ファイルを作るのに利用できます。filename が指定されなかった場合、ジャーナリング情報は標準出力に出力されます。filename が指定された場合には、sc_syslog はデーモンプロセスになり、ジャーナリング情報は指定されたファイルに出力されます。ファイルが既に存在していた場合、出力は追加されていきます。sc_syslog がデーモンプロセスとして起動され、シグナル SIGHUP を受け取った場合、出力ファイルがオープンし直されます。

sc_syslog では以下のオプションが利用できます:

hostname[:portno]
scbcast(8) と接続するためにホスト名(およびポート番号)を指定します。

filename
ログを記録するファイル名を指定します

関連項目
scored(8), scbcast(8)

CREDIT
This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003 PC Cluster Consortium.