• ノードの表記
  

  NodeNumber     MAC address   Hostname

  NodeNumber

  PM/Ethernet のノード番号です。ゼロから始まる整数です。
  この番号は、他の PM ネットワークインターフェース上のこのホストのノード番号と同じである必要はありません。

  MAC address

  ホストの MAC アドレスです。表記は 00:60:08:F5:C5:5B のようになります。

  Hostname

  ホストのホスト名です。この名前は hostname コマンドの返す名前と正確に一致しなければなりません。PM/Ethernet 自身はこの制約に依存しないため、pmtest コマンドはこれに関する問題を検出しません。しかし、上位レベルのソフトウェアはこの制約に依存しています。

  例

  0	   00:00:12:23:34:45	xxx.yyy.xxx

• インターフェースのユニット番号の表記
  

  unit     unit_number    

  このコンフィギュレーションのユニット番号を指定します。

  例

  unit 	0

• checksum オプションの表記
  

  checksum     0(off) or 1(on)    

  データチェックサムを有効にします。アプリケーションの計算結果が正しく ない場合にこの値を1にして、再度アプリケーションを実行します。もし、 データチェックサムエラーが発生した場合、エラーの数は /proc/pm/ethernet/[ethernet-unit-num]/info に出力されます。

  comp0.pccluster.org.% cat /proc/pm/ethernet/3/info PM Ethernet 0310 Version : "$Id: pm-ether-conf.html,v 1.6 2001/06/11 23:56:51 s-sumi Exp $" device : eth3 irq : 5 MTU : 1468 Bytes maxnodes : 128 Intreap : on Checksum : on dev error : 8504 header err : 0 header cksum err: 50 data cksum err : 5 underrun err : 0

  例:

  checksum 1

• maxnsend オプションの表記
  

  maxnsend      8 - 32    

  ack待ちをしないで一度に送信するパケット数を指定します。Network Trunking機能を利用する場合は、この値をデフォールトの数より大きな値を設 定すべきです。

  例:

  maxnsend 16

• backoffオプションの表記
  

  backoff     1000 - 20000(usec)    

  再送時間を定義します。この値の設定は大規模クラスタ（100ノード以上） での実行、もしくは all-to-all通信を使っているアプリケーションにおいて 重要です。

  例:

  backoff 4800

#
# Sample configuration file
#
unit	0
#
# Node specification
#  NodeNumber  	MAC address		Hostname                
0  		00:00:f3:51:03:00      	comp0.pccluster.org
1              	00:00:f3:51:03:01	comp1.pccluster.org
2               00:00:f3:51:03:02	comp2.pccluster.org  
3               00:00:f3:51:03:03	comp3.pccluster.org