MSGBLOCK(1)
USER COMMANDS
MSGBLOCK(1)
名称
msgblock - コマンド実行中、クラスタホストをロックします

書式
msgblock [OPTIONS -g group command msgblock [OPTIONS -f file command

解説
msgblockは Linux/Unix コマンドを実行している間、コンピュート ホストロックサーバ msgbserv(8) をロックします。

ロックの対象は、-gオプションではホストグループを、-f オプションではホスト列を記述したファイルで指定します。

scout(1)コマンド等と異なり、 msgblockはコンピュートホストロックサーバ msgbserv(8)をデフォルトで は「黄色」でロックします。この色は msgb(1) コマンドを通じて見ること ができます。他の色は -pink, -orange, -green, -cyan, -purple, -wheat そ して -gray というオプションで指定することができます。

msgblockでは以下のオプションが利用できます。

-n N
msgblockはロックの対象となるホスト郡から N ホストだけロックを試みます。ホスト郡の一部がすでにロッ クされていた場合、空いているホストの中から連続した N ホストをさがします。
-nc
このオプションは -n オプションと共に使われます。 msgblock は空いている N ホストを探しますが、こ のオプションが指定された場合、ロックの対象は連続したホストとは限りません。
-machinefile filename
-ofile filename
-of filename
ロックに成功したホスト列をこのオプションでしていされたファイルに書き出し ます。
-smp N
-cpu N
このオプションは -machinefile と共に使われます。ファイルにホス ト列を出力する際、ホスト名に続いてセミコロン(:)とそれに続く指定された 数値が出力されます。
-wait
このオプションが指定されると msgblock はロックが成功するまで 定期的にロックを試行します。

環境変数
SCBDSERV
-group オプション使用時にはクラスタデータベースサーバにアクセスするため SCBDSERV を設定する必要があります

関連項目
msgb(1), msgbserv(8), scout(1)

CREDIT
This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003 PC Cluster Consortium.