KILL-ALL(1)
USER COMMANDS
KILL-ALL(1)
名称
kill-all - 指定されたノードのプロセスを kill します

書式
kill-all [option] regular-expression
kill-all -help

解説
kill-all は指定されたノード全てのプロセスにシグナルを送ります。ps(1) コマンドが出力するプロセスリストのうち、regular-expression にマッチするプロセスがターゲットとなります。

ターゲットのノードは -g オプションで指定します。

kill-all では以下のオプションが利用できます:

-g hostgroup
リモートコマンドを実行するノードグループのリストを指定します。 hostgroupscprehosts で解釈されます。 クラスタデータベースサーバにアクセスするためにシェル環境変数 SCBDSERV が設定されていなければなりません。
-signal
送るシグナルを指定します。シグナルはシグナルの名前または番号で指定します。このオプションが指定されない場合には、TERM シグナルが送られます。

-n
シグナルを一切送らず、代わりに regular-expression にマッチしたプロセスを表示します。

-help
ヘルプメッセージを表示して終了します。

環境変数
SCBDSERV
-g オプション使用時にはクラスタデータベースサーバにアクセスするために SCBDSERV を設定する必要があります
SCORE_RSH
リモートホストでコマンドを実行するときに使用するコマンドを指定します。 SCORE_RSH が設定されていないときは rsh を使用します。

ファイル
(INSTALL_DIR)/etc/scorehosts.db
クラスタデータベースコンフィギュレーションファイル

関連項目
ps(1), scorehosts.db(5), scoreboard(8)

CREDIT
This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003 PC Cluster Consortium.