プログラム
12月8日(月)10:20-16:50
10:10
Zoomオープン
10:20-10:30
開会挨拶
塙 敏博(PCCC会長/東京大学)
【第1部】会員発表
10:30-11:30
PCクラスタプラットフォームの最新動向
10:30-10:50
「Advancing the Frontier」
髙藤 良史(インテル株式会社)
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概要
変革期を迎えるインテルが描く、次世代コンピューティングへの新たな道筋をご紹介いたします。新しくポートフォリオに加わった インテル® Xeon® 6+ プロセッサーの話題を中心としたインテルの最新テクノロジーと、HPCおよびAI分野における取り組みをご案内し、持続可能なコンピューティングの実現、次世代アーキテクチャの設計思想と実装戦略、計算効率とスケーラビリティの向上に向け、HPCの最前線を行く、インテルの戦略的取り組みをお伝えします。
10:50-11:10
「AMD Advancing AI&HPC」
皆川 直樹(日本AMD株式会社)
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概要
最新のAMD Instinct GPUとEPYCプロセッサの特長やロードマップを紹介します。オープンなシステムアーキテクチャとROCmを中心としたソフトウェアエコシステム、さらに近年の買収や戦略的パートナーシップにも触れ、AI・HPC分野での展望を紹介します。
11:10-11:30
「NVIDIA最新情報のご案内」
愛甲 浩史(エヌビディア合同会社)
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概要
本セッションでは、AIやHPCを取り巻く近年のトレンドを解説させていただくとともに、直近にイベント等で発表させていただいた最新の情報の中から、HPCやネットワーキングに関する内容を中心に、コンパクトにまとめてアップデートさせていただきます。
11:30-13:00
昼休み/コーヒーブレイク/会場展示コアタイム
13:00-14:00
会員発表(1)
13:00-13:20
「富士通のコンピューティング技術への取り組み」
中島 耕太(富士通株式会社)
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概要
コンピューティング技術がAIに向けて進化する中で、量子技術も注目されている。このような技術潮流の中で、コンピューティング技術がどのような変化をもたらすのか、AIや量子技術の進化を見据えた中での富士通の技術開発の取り組みについて説明する。
13:20-13:40
「研究データ利活用をトータルで支援する研究情報基盤システム(RII)」
田畑 太嗣(日本電気株式会社)
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概要
NECはHPCをはじめとするハードウェア・関連ソフトウェアの提供に加えて、研究データ利活用のライフサイクルをトータルで支援するソリューション群「研究情報基盤システム(RII)」を開発中です。大学・研究機関に所属される研究者および研究支援をされる方の課題解決に向けて実証研究等を通じて製品サービスを開発しており、その一部として直近リリースした「HPC来歴管理システム」や「高速データ転送システム」等について紹介します。
13:40-14:00
「AXEのカスタムLSI設計サービス&ROS2通信ハードウェアIP提供」
竹岡 尚三(株式会社アックス)
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概要
レガシーファブでやや手軽にカスタムLSIが作れる時代が到来している。LSI開発を実施するための設計、製造のサポートや、実際に製作したLSIについて述べる。
14:00-14:30
休憩/コーヒーブレイク/会場展示コアタイム
14:30-15:30
会員発表(2)
14:30-14:50
「東大情報基盤センターにおける次世代計算基盤の推進に向けた取り組み」
塙 敏博(東京大学)
14:50-15:10
「HPCクラウド最前線」
松山 慎(日本オラクル株式会社)
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概要
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)では、最新のGPUを含む計算リソース、低遅延/広帯域のRDMA、堅牢・高速なストレージなどにより使い勝手の良いHPC環境を提供します。また、SINET接続では転送データ量がIngressだけでなくEgressも "完全に無料" となります。OCIのHPCクラウド関連最新情報を紹介させて頂きます。
15:10-15:30
「AI for Scienceを支える革新のIBM Storage Scaleストレージソリューション」
笹 岳二、大川 剛(コアマイクロシステムズ株式会社)
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概要
サイエンス研究の先端化と先進化において、もはやAIは必要不可欠な時代になりました。その意味で、HPCとAIを融合化させた次世代のスーパコンピューティングプラットフォームが必要になっています。この次世代AI HPCスーパコンピュータには、並列スケールアウト構造の高効率自動階層型ストレージプラットフォームが必須です。IBM Storage Scaleを応用した革新のAI HPCストレージソリューションをご紹介いたします。
15:30-15:50
休憩/コーヒーブレイク/会場展示コアタイム
15:50-16:40
会員発表(3)
15:50-16:00
「多様化と共存と変遷の間で」
森本 賢治(Pacific Teck Japan)
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概要
開催趣旨にある通り、コンピューティングに対する要件も目的も技術も、百花繚乱の様相を示している。AIの社会実装も進む中で従来型のシステム構築手法が通用しなくなってきている。その一方でトラディショナルなHPCも廃れることもなく、AIによる成果を糧にますます重要度を高める。出自の異なる技術が日々変化していく中で、それらを相互仲介する技術が求められている。こうした時代背景への回答としてのプロダクト例を紹介する。
16:00-16:10
「AIの価値を引き出すHPEのAI factoryソリューションのご紹介」
長竹 茂紀(日本ヒューレッドパッカード合同会社)
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概要
AI用のPCクラスタは、少人数のチームから大規模モデル開発を行う巨大な組織まで、様々な組織で使われるようになっています。大規模なシステムでは、複数の組織が同時に利用する「マルチテナント」環境への対応が求められる場面も増えてきました。HPEでは、AIの学習・推論を目的としたPCクラスタである「AI factory」を展開しており、この取り組みについてご紹介します。
16:10-16:20
「アルゴグラフィックスのHPC/AIプラットフォーム」
柿島 正樹(株式会社アルゴグラフィックス)
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概要
アルゴグラフィックスは北海道北見市に2026年3月竣工予定の環境配慮、地域との調和、教育機関連携をテーマとした「データセンター」を現在建設中でありこの紹介をします。また、当社が販売パートナーとなっているPreferred Networks社の省電力AIチップ「MN-Coreシリーズ」について製品概要および特徴を紹介します。併せて会場ブースでは実機展示もします。
16:20-16:30
「AltairR HPCWorksR 2026で次世代HPC・AI 性能を実現」
久保 博次(アルテアエンジニアリング株式会社)
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概要
アルテアは今年10月、HPCおよびクラウドプラットフォーム「AltairR HPCWorksR」の大幅な機能強化を発表しました。Altair HPCWorks 2026のリリースにより、GPU統合と活用の強化、AIおよび機械学習ツールの拡充、レポート機能の拡張といった新機能と改良が実現され、ユーザーはHPC環境を便利に活用できます。本講演では、Altair HPCWorks 2026の機能強化などについてご紹介します。
16:30-16:40
「Lenovo Neptune / AI時代を牽引する水冷技術」
西田 広史(レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ合同会社)
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概要
近年のAIブームにより高性能なCPU/GPUの需要が急増しており、その冷却方式として水冷サーバーが注目を集めています。当発表では、Lenovoで10年以上、6世代に渡り自社開発を続けている水冷サーバー「Neptune(ネプチューン)」シリーズによる、HPC/AIサーバーの省電力化と高性能化の両立、そして安定化に関する情報を中心にご紹介します。
16:40-16:50
挨拶
萩原 孝(PCCC副会長/日本電気株式会社)
17:10-18:40
懇親会(レセプションホール)
2025年12月9日(火)10:30-16:50
10:20
Zoomオープン
10:30-10:35
挨拶
中島耕太(PCCC副会長/富士通株式会社)
【第1部】会員発表
10:35-10:55
会員発表(4)
10:35-10:55
「Unified Memory Supercomputers in CCS」
藤田典久(筑波大学計算科学研究センター)
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概要
筑波大学計算科学研究センター(CCS)では、CPUとGPUがメモリ空間を共有するユニファイドメモリ型スーパーコンピュータの導入を推進している。筑波大学と東京大学が最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)として共同運用する「Miyabi」、そしてCCSが来年導入を予定している次世代システム「Sirius(PACS 12.0)」を対象に、本講演ではこれら2つのユニファイドメモリ型システムの概要と特徴について紹介する。
10:55-11:25
PCCC専門部会発表
10:55-11:05
HPC-OSS普及部会
11:05-11:15
AI・機械学習技術部会
11:15-11:25
HPCクラウド部会
11:25-13:00
昼休み/コーヒーブレイク/会場展示コアタイム
【第2部】量子コンピュータとAI
13:00-13:30
講演1「ABCI-Q: AI・HPC・量子が融合する次世代ハイブリッドコンピューティング基盤」
高野 了成(産業技術総合研究所)
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概要
近年、AIとHPCの融合が進む一方で、量子コンピューティングが新たな計算資源として注目を集めている。産総研G-QuATが整備を進める「ABCI-Q」は、GPUベースのAIスーパーコンピュータに、超伝導・中性原子・光量子の3種の量子コンピュータをオンプレミスで統合した、世界でも稀な量子-AIハイブリッド計算基盤である。本講演では、ABCI-Qの構想、実装状況、そして今後の展望を紹介する。
13:30-14:00
講演2「量子多体計算から眺める量子コンピュータとAI」
上田 宏(大阪大学 量子情報·量子生命研究センター)
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概要
私たちの身の回りの物質を構成する量子多体系の物理を理解するために、近年では量子コンピュータやAIの自由度をHPCと連携させて活用する流れが生まれています。本講演では、量子多体計算の探究を通じて、量子コンピュータやAIの自由度がどのように活用され、HPCの計算資源と結びつきながら新たな解析を可能にしてきたのかを紹介し、今後さらに重要性を増す物理・情報・計算の融合領域の展望を議論します。
14:00-14:15
休憩/コーヒーブレイク/会場展示コアタイム
14:15-14:45
講演3「量子HPC連携プラットフォームに向けたソフトウェア開発」
辻 美和子(筑波大学/理化学研究所)
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概要
近年,多くのスーパーコンピュータセンターにおいて、新たな計算可能領域を模索するために量子コンピュータとスーパーコンピュータのハイブリッド化が試みられている。スーパーコンピュータ「富岳」と商用量子コンピュータを連携させるためのシステムソフトウェアとプログラミング環境について述べる。
14:45-15:15
講演4「量子機械学習の理論的進展とAIへの展望」
寺師 弘二(東京大学 素粒子物理国際研究センター)
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概要
量子計算を活用した人工知能(AI)や機械学習の高度化が期待される中、量子機械学習は量子コンピュータの有望な応用先の一つとして注目を集めている。本講演では、量子機械学習における訓練可能性と汎化性、最適解への収束性が非連続的に向上する過剰パラメータ現象、さらに問題の特性を反映した量子回路設計など、我々のグループで進めている研究を紹介する。また、HPCシステムを活用した量子計算の現状と、AIとの連携に向けた今後の展望についても私見を交えて議論したい。
15:15-15:25
休憩/コーヒーブレイク/会場展示コアタイム
15:25-16:45
パネルディスカッション
- モデレータ
- 佐藤 三久(順天堂大学/理化学研究所)
- パネリスト
-
- 上田 宏(大阪大学)
- 高野 了成(産業技術総合研究所)
- 辻 美和子(筑波大学/理化学研究所)
- 寺師 弘二(東京大学)
16:45-16:50
閉会挨拶
塙 敏博(PCCC会長/東京大学)
参加費無料(要登録)