筑波大学計算科学研究センター

筑波大学計算科学研究センターのスーパーコンピュータと学際計算科学の最前線

筑波大学計算科学研究センターでは、科学諸分野と計算機科学分野の協働・融合を軸とした「学際計算科学」を推進し、超高速計算機システム技術の開発を行うと共に、科学の諸領域における超高速シミュレーションおよび大規模データ解析や情報技術の革新的な応用方法の研究を行う、コ・デザインと呼ばれる研究手法を続けています。このコンセプトは現在の超高性能・超大規模コンピュータ開発の礎となっています。2022年度にはビッグデータ・AI向けのビッグメモリ・スーパーコンピュータPegasusの運用を開始しました。25年1月には、東京大学情報基盤センターと共同で設置する最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)の最新システムMiyabiの運用も開始しました。26年2月には、ユニファイドメモリ型スーパーコンピュータ Sirius (PACS12.0) の運用を開始する予定です。

テーマ1:スーパーコンピュータPegasus/Sirius (PACS12.0)

Pegasusは、次世代のビッグデータ・AI・大規模計算科学のためのスーパコンピュータの実現を目指し、不揮発性メモリを積極的に用い、さらなる高性能並列処理を実現するシステムです。
Sirius (PACS12.0)は、計算ノードにAMD Instinct MI300A APUを4基搭載します。
CCSの特徴あるシステムを紹介します。

テーマ2:スーパーコンピュータMiyabi

Miyabiは、最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)が導入する最新システムで、NVIDIA社によるGH200 Grace-Hopper Superchipを搭載した計算ノード1,120ノード(Miyabi-G)と、Intel社によるXeon Max 9480を2基搭載した計算ノード190ノード(Miyabi-C)をInfiniBand NDR200で結合した、80.1 PFLOPSを有する超並列クラスタ型スーパーコンピュータです。

テーマ3:学際計算科学による最新の研究成果

筑波大学計算科学研究センターは、コ・デザインに基づくスーパーコンピュータPegasusの運用を行っています。また、素粒子物理、宇宙物理、原子核物理、量子物性、生命科学、地球環境、高性能計算機システム、計算情報学の8つの研究部門があり、各部門間での研究連携や、学内外、国内外での共同研究が活発に行われています。ここでは各部門の研究成果を紹介します。

シンポジウム会場の発表時間

12月9日(火)10:35-10:55 「Unified Memory Supercomputers in CCS」
藤田 典久(筑波大学計算科学研究センター)

現地会場展示のご案内

PCCC25会場展示に参加します。
お気軽にお立ち寄りください。

現地展示は終了しました。

その他の発表・展示のご案内

問い合わせ先

筑波大学計算科学研究センター
広報・戦略室 関谷薫

URL
筑波大学計算科学研究センター 公式サイト
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  • シンポジウムではSlackでの質疑を受け付けています。Slackアカウントは「pccc-events」です。