scorehosts はクラスタ中で利用できるホストの名前を表示します。
クラスタデータベースサーバにアクセスするためシェル環境変数
SCBDSERV の値を、scorehosts が走っているホス
ト名に設定します。
hostgroup は、
scorehosts.db(5)
ファイル中に定義されたグループ名、又は、scorehosts.db ファイ
ルに記述されたホスト名が有効です。さらにグループ名あるいはホスト名を
"+" 記号でつなげることで、複数のグループやホストを指定することができま
す。"+" 記号でなく "~" 記号でつなげた場合、"~" 記号に続くグループやホ
ストはそれまでに指定されたホスト群から取り除かれます。
scorehosts プログラムはホスト群の指定のために、以下のプログラ
ムで利用されています。
scout、
rsh-all、
kill-all、
sceptic。
scorehosts では以下のオプションが利用できます:
- -i
-
指定された場合、scorehosts は sorehosts.db と共に指
定された欠陥リストの指定を無視します。すなわち、欠陥の有無に関わらず、
sorehosts.db に記述された通りのホスト群を出力します。
- -r
-
指定された場合、欠陥リストに指定されたホストは、sorehosts.db
の該当ホストのレコードに "spare" の属性で指定されたホストに代替されま
す。
- -s
-
指定された場合、scorehosts は欠陥の有無に関わらず、指定された
ホスト群に加え、それらのホストレコードに指定された "spare" のホストも
併せて出力します。
- -d
-
指定された場合、欠陥の指定があったホストのみを出力します。
- -l
-
指定された場合、出力されるホスト群は1行に1ホストづつ出力されます。指
定されなかった場合は、ホストのリストは空白文字で分離されます。
- -q
-
デフォールトでは scorehosts の出力は、ホストリストの出力の最
後に出力されたホスト数をサマリとして出力します。このオプションを指定す
ることでこのサマリの出力を抑制することができます。