サーバ上での CentOS 4.4 の設定


SCore 6.0 DVDには、CentOS 4.4全てが同梱されています。 SCore 6.0 DVDからブートするとCentOS4.4をインストールすることが出来ます。

SCore 6.0 DVDからブートしてインストールする場合には、起動時に以下の通り、 linuxとタイプして下さい。何も入力しないとEITがブートし、エラーとなります。

      Boot: linux
  1. サーバは以下のようにインストールされている必要があります。

    1. インストールの種類

      "インストールの種類" パネルで "カスタム" を選択して下さい。

    2. ディスクパーティション

      SCore システムのインストールのために、ファイルシステムを作成するとき、 /opt ファイルシステムに 500 MB の容量を確保することを お勧めします。

    3. ファイアーウォールなし

      NFS や rlogin を使用するため、ファイアウオールの設定は "ファイアウォールなし" にしてください。

    4. セキュリティ エンハンスド Linux

      SELinux の設定を disable にしてください。

    5. FQDN

      ホスト名は完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定してください。
      たとえば、server のかわりに server.pccluster.org を使用してください。

    6. パッケージの選択

      CentOS のすべての RPM パッケージをインストールしてください。 "パッケージグループの選択" で "すべて" を選んでください。 スクロールバーを一番下に持っていくと、"すべて"が現れます。 選択には時間がかかります。

  2. 計算ホストを手動でインストールする場合は、以下のようにインストール してください。

    1. パッケージの選択

      CentOS のすべての RPM パッケージをインストールしてください。 "インストールの種類" パネルで "カスタム" を選択し、 "パッケージグループの選択" で "すべて" を選んでください。

    2. ディスクパーティション

      チェックポイントのために、ファイルシステムを作成するとき、 /scored ファイルシステムに 1 GB の容量を確保することを お勧めします。

    3. ファイアーウォールなし

      rsh を使用するため、ファイアウオールの設定は "ファイアウォールなし" にしてください。 SELinux の設定を disable にしてください。

    4. FQDN

      ホスト名は完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定してください。
      たとえば、comp0 のかわりに comp0.pccluster.org を使用してください。

    5. root での rsh の許可

      PM/Ethernet のコンフィギュレーションファイルを作成したり SCore-D をマルチユーザモードで動かしたりするために、 root で rsh できるようにする必要があります。
      以下のように /etc/securetty に rsh を追加してください。

          # echo rsh >> /etc/securetty
      
      xinetd(8) から rshd(8) が起動するように する ために以下を実行してください。
          # /sbin/chkconfig rsh on
      


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