 |
SCore Cluster System Software リリースノート |
SCore 6.0.1 は Centos 4.4 のバイナリをrpm形式で提供します。
RPM には富士通コンパイラ、 Intel コンパイラバージョン 8 および
PGI コンパイラのための MPI ライブラリが含まれています。
その他の OS で使用するためにはソースからコンパイルする必要があります。
SCore 6.0.1 は
SCore 5.8.3 以前のプログラムとバイナリの互換性はありません。
古いプログラムを動かしたい場合は再コンパイルを行ってください。
SCore 6.0.1 における新機能
Myrinet2XP の復活
X11 relay 復活
SCore プログラムが X11 を使用するとき、ssh 経由や TCP が使用できない
X server でも使用できるようにしました。
- SCore自動構成ツールのドキュメント の追加
但し、日本語のみです。
バグの修正
- SCore-D をマルチユーザモードで立ち上げようとすると、port が使われていると
いわれるバグを修正しました.
- PM/Myrinet で最初に pmRead() を行うと動かなくなるバグを修正しました。
- SCore プログラムが一つのノードで異常終了した場合、すぐに終了するようになりました。
制限事項
- 新チェックポイント機構に関するドキュメントが整備されていないため、
使いたい人はユーザメーリングリストに問い合わせて下さい。
既知のバグ
- DISPLAY 環境変数が設定されていないときでも、scrun は環境変数 DISPLAY を
設定してしまいます。
そのため、GDB を batch モードで使用できません。
このリリースに関してバグレポート、質問、コメントなどあれば、
SCore Users ML
で質問してください。