sccfg_mode は、SCore 自動構成ツールの実行モードの切り替えを行います。
sccfg_mode は、オプションに、KEEP、又は、RECONFIG を指定して、実行します。
各オプションが指定された場合の動作は、以下の様になります。
- KEEP
-
計算ノードの追加/削除を行わないモードに移行します。本モードでは、SCore の計算ノードの起動/削除に伴って、自動的に管理ノードへの登録/削除は行われません。
ユーザが手動で SCore の設定ファイル等を変更して使用する場合は、KEEP モードに変更して、使用してください。
- RECONFIG
-
動的に計算ノードの追加/削除を行うモードに移行します。
本モードでは、SCore の計算ノードが起動すると、自動的に管理ノードに登録されます。
KEEP モードから、RECONFIG モードに移行した場合、それまで設定されていた計算ノードの情報は、全て破棄されます。
それらの計算ノードを、再度使用する場合は、各計算ノードを reboot してください。
sccfg_mode は、モードの切り替えに伴い、RC スクリプトを実行し、daemon プログラム等の再起動を行います。
現在の動作モードは、設定ファイル(/etc/sysconfig/sccfg_server )の SCCFG_SERVER_MODE エントリに記述されています。