MPC++(1)
USER COMMANDS
MPC++(1)
名称
mpc++ - MPC++ コンパイラ

書式
mpc++ [option | filename]...

解説
mpc++ コマンドは MPC++ 言語のソースファイルをコンパイルし、オブジェクトファイルをリンクします。ソースファイル名の拡張子は .cc, .C, .cxx, .cpp, .c++ のいずれかです。

標準 CC ドライバのほとんどすべてのオプションが mpc++ の引数として指定できます。

オプション
-compiler compiler
--compiler compiler
バックエンドの C++ コンパイラを指定します。デフォルトは g++ です。

-compiler-path compiler
--compiler-path compiler
バックエンドのコンパイラを指定します。このオプションはコンパイル環境で用いられるコンパイラをオーバーライドします。 注意:compiler がコンパイル環境ライブラリと互換性があるかどうかのチェックは行われません。

-env envname
envname 環境のためのオプションを設定します。 たとえば、scash のプログラムをコンパイルしたいときは、 -env scash を指定してください。 省略した場合は 環境変数 SCORE_COMPILER_ENV の値が使用され、 それも無かった場合は score が使用されます。

-c
コンパイルのみ行い、リンクは行いません

-env envname
envname 環境のためのオプションを設定します。 たとえば、scash のプログラムをコンパイルしたいときは、 -env scash を指定してください。 省略した場合は 環境変数 SCORE_COMPILER_ENV の値が使用され、 それも無かった場合は score が使用されます。

-nockpt
-nocheckpoint
チェックポイント機能を無効にします。 システムコールのオーバーライドも無効にします。

-show
mpc++ スクリプトによって呼び出されるコマンドおよびその引数を表示します。

関連項目
environ(7) オプションコンパイラの提供