pmbench(1)

PMBENCH(1)

USER COMMANDS

PMBENCH(1)

名称

pmbench - pmtest を使用して PM の性能測定を行ないます

書式

pmbench -network network1[,network2] [-host host1[,host2]] [options]

解説

Pmbench は pmtest を使用して PM の性能を測定します。

Pmbench はラウンドトリップタイム及びバンド幅を表示します。

オプション

-network network1[,network2]: テストを行なうネットワークを scorehosts.db に記述してあるネットワーク名で指定します。 network1 は必ず指定しなければなりません。 network1 が shmem デバイスの場合、network2 として受信する shmem デバイスを指定します。 network2 が省略された場合で network1 が shmem0 もしくは shmem1 の場合、network2 はそれらのうち network1 で指定されなかったものを使用します。 network1 が shmem デバイス以外の場合、network2 は無視します。
-host host1[,host2]: pmtest を動かすホストを指定します。 shmem デバイスの場合 host1 は必ず指定しなければなりません。その他の場合、指定がないときは、コンフィグレーションファイルの 0 及び 1 のホストを使用します。
-burst: ping-pong 転送のラウンドトリップタイムの代わりにバースト転送のバンド幅を表示します。
-zerocopy[=vread|vwrite]: ping-pong 転送のラウンドトリップタイムの代わりにリモートメモリ転送のバンド幅を表示します。 vread が指定されたときはリモートメモリリードを行ないます。 vwrite が指定されたときはリモートメモリライトを行ないます。省略された場合は shmem デバイスのときはリモートメモリリードを行その他のときはリモートメモリライトを行ないます。 PM デバイスがサポートしていないときはエラーになります。
-len length[,length...]: Length バイトのメッセージ転送の結果を表示します。
省略されたときは 4, 8, 16, 32, 48, 64, 96, 128, 192, 256, 384, 512, 768, 1024 1280, 1440, 1468, 1536, 2048, 3072, 4096, 6144, 8192 バイトの結果を表示します。
-addmtu: 最後に PM デバイスの mtu の長さの転送を追加します。
-limitmtu; PM デバイスの mtu をこえる長さを指定した場合, その長さの転送をスキップします。

参照

pmtest(1), scorehosts.db(5).

CREDIT: This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003-2004 PC Cluster Consortium.