デモンストレーション


次の X Window デモンストレーションは、計算ホストから現在使用している X サーバに 直接接続できる必要があります。 gdm などを使用している場合、TCP ドメインからの X サーバの接続ができなくしている ことが多いです。 そのような場合は TCP ドメインからの接続を許可する必要があります。 たとえば, Fedora Core 3 の gdm を使用している場合、以下のようにしてください。

  1. /etc/X11/gdm/gdm.conf を編集します。
        #DisallowTCP=true
    
    という行を
        DisallowTCP=false
    
    に変更します。
  2. gdm を再起動するためにそのホストを reboot してください。
  3. 再起動しましたら、ふたたび login してください。
  4. 次のコマンドを実行してください。
        ps axwww | grep X
    
    /usr/X11R6/bin/X の引数に -nolisten tcp が ついていないことを確認してください。
  5. 環境変数 DISPLAY を hostname:0 になるように設定してください。

  1. MPC++ MTTLを用いたマンデルブロット
    シングルユーザ環境において:
    X ターミナル上で次のコマンドを実行します:
    	$ xhost +
    
    サーバホストにログインし、次のコマンドを実行します:
    	$ scout -g pcc
    	$ scrun -nodes=4 /opt/score/demo/bin/mandel
    
    次のウィンドウが表示されます:

    マルチユーザ環境において:
    comp3 ホストで scored(8) が動作している マルチユーザ環境において MPC++ MTTL で書かれたマンデルブロット デモンストレーションプログラムを実行するには、以下のコマンドを実行します:
    	$ scrun -nodes=4,scored=comp3.pccluster.org \
    	        /opt/score/demo/bin/mandel
    
    上と同じウィンドウが表示されます。

  2. MPICH-SCoreを用いたマンデルブロット

    シングルユーザ環境において:
    シングルユーザ環境のもとで MPICH-SCore プログラムを用いてマンデルブロット デモンストレーションを実行するには、サーバホストにログインして 次のコマンドを実行します:
    	$ scout -g pcc
    	$ mpirun -np 4 /opt/score/demo/bin/pmandel
    
    次のウィンドウが表示されます:

    マルチユーザ環境において:
    マルチユーザ環境のもとでMPICH-SCoreプログラムを用いてマンデルブロット デモンストレーションを実行するには、次のコマンドを実行します:
    	$ scrun -nodes=4,scored=comp3.pccluster.org /opt/score/demo/bin/pmandel
    
    上と同じウィンドウが表示されます。

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CREDIT
This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003-2004 PC Cluster Consortium.