注意:SCore 5.2 は SCore 5.0.1 以前 のプログラムとバイナリの互換性がありません
古いプログラムを動かしたい場合は再コンパイルを行ってください。

SCore 5.2 における新機能

  1. シングルユーザモードでチェックポイント機能が使用できるようになりました。

  2. IA64をサポートしました。

  3. RedHat 7.3をサポートしました。

  4. コンパイラの記述形式が変更されました。

  5. MPICH 1.2.4をサポートしました。

  6. OpenPBSをサポートしました。

  7. Intel,PGI, FujitsuコンパイラのSCoreライブラリを同包しました。

  8. sc_qsubコマンドで-lオプションが 使えるようになりました。

  9. EITでギガビットイーサネットの e1000, bcm5700, hamachi ドライバをサポートしました。

SCore 5.2 で修正したバグ

  1. EITのバグを修正しました。

  2. officialnameコマンドを計算ホストにインストールするようにしました。

制限事項

  1. IA64への移植

    以下の機能はIA64クラスタでは未テストです:
    1. Checkpoint

    2. Omni OpenMP

    3. PBS

  2. PM/Ethernetのネットワークトランキング機能は3枚のIntel EEPRO100 NICと2枚 のSyskonnect SK9843 NIC, Intel PRO1000/XT NIC, Broadcom BCM5701ベースのNICでしかテストしていません。 NICカードによってはこの機能は 旨く動かないことが確認されています。例として、tulip と 3C05B NICカードの組み合 せがあげられます。

  3. PVMは完全にはテストされていません。

  4. PVMはSMPクラスタでは動きません。

既知のバグ

  1. EIT
    1. ネットワークコンフィギュレーションのdisplay nameの変更は機能しません。


PCCC logo PCクラスタコンソーシアム

CREDIT
This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003 PC Cluster Consortium.