サーバ上でのRed Hat 7.3 Linux設定


  1. サーバは以下のようにインストールされている必要があります。

    1. パッケージの選択

      Red Hat 7.3 のすべての RPM パッケージをインストールしてください。 "インストールの種類" パネルで "ワークステーション" の代わりに "カスタム" を選択し、"パッケージグループの選択" で "すべて" を選んでください。

    2. ディスクパーティション

      SCore システムのインストールのために、ファイルシステムを作成するとき、 /opt ファイルシステムに 500 MB の容量を確保することを お勧めします。

    3. ファイアーウオールなし

      NFS や rlogin を使用するため、ファイアウオールの設定は "ファイアウォールなし" にしてください。

    4. FQDN

      ホスト名は完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定してください。
      たとえば、server のかわりに server.pccluster.org を使用してください。

  2. 計算ホストを手動でインストーるする場合は、以下のようにインストール してください。

    EIT を使用する場合は、計算ホストに Red Hat 7.3 を手動でインストールする 必要はありません。 手動でインストールする場合は、以下の説明を読んでください。

    1. パッケージの選択

      Red Hat 7.3 のすべての RPM パッケージをインストールしてください。 "インストールの種類" パネルで "ワークステーション" の代わりに "カスタム" を選択し、"パッケージグループの選択" で "すべて" を選んでください。

    2. ディスクパーティション

      チェックポイントのために、ファイルシステムを作成するとき、 /scored ファイルシステムに 1 GB の容量を確保することを お勧めします。

    3. ファイアーウオールなし

      rsh を使用するため、ファイアウオールの設定は "ファイアウォールなし" にしてください。

    4. FQDN

      ホスト名は完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定してください。
      たとえば、comp0 のかわりに comp0.pccluster.org を使用してください。

    5. root での rsh の許可

      PM/Ethernet のコンフィギュレーションファイルを作成したり SCore-D をマルチユーザモードで動かしたりするために、 root で rsh できるようにする必要があります。
      以下のように /etc/securetty に rsh を追加してください。

          # echo rsh >> /etc/securetty
      
      xinetd(8) から rshd(8) が起動するように する必要があることを忘れないでください。


    PCCC logo PCクラスタコンソーシアム

    CREDIT
    This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003 PC Cluster Consortium.