PM/Shmem のテスト方法

このテスト方法は server で X window システムが既に動いていることを前提とします。全てのコマンドは server 上で呼び出されます。
  1. 初期化テスト
    以下のコマンドを実行します:
    $ cd /opt/score/sbin
    $ ./rpminit comp0 shmem0
    	成功: なにも表示されません
    	失敗: エラーおよびダンプメッセージが表示されます
    
    このテストが失敗した場合は、トラブルシューディングを参照してください。

  2. ループバックテスト
    以下のコマンドを実行します:
    $ cd /opt/score/sbin
    $ ./rpmtest comp0 shmem0 -dest 0 -ping
    	Success: "8     1.2269e-05" のような2つの数字が表示されます
                     1番目の数字はデータのサイズ(byte)です
                     2番目の数字はレイテンシ(秒)です
    	失敗: エラーとダンプメッセージが表示されます
    
    このテストが失敗した場合は、トラブルシューディングを参照してください。

  3. Point-to-Point テスト (メッセージ)
    PM Shmem ドライバがホスト上にインストールされていることを確認してください。 以下のコマンドを実行します:
    $ cd /opt/score/sbin
    $ ./rpmtest comp0 shmem1 -reply
    
    server host の別のウィンドウで次のコマンドを実行します:
    $ cd /opt/score/sbin
    $ ./rpmtest comp0 shmem0 -dest 1 -ping
    	ループバックテストと同じ結果にならなければなりません
    
    テストを終えるときは、プロセスが無限ループしているので、server host 上の pmtest プロセスを kill するのを忘れないでください。 このテストが失敗した場合は、トラブルシューディングを参照してください。

  4. Point-to-Point テスト (ゼロコピー)
    以下のコマンドを実行します:
    $ cd /opt/score/sbin
    $ ./rpmtest comp0 shmem1 -vreply
    
    server host の別のウィンドウで次のコマンドを実行します:
    $ cd /opt/score/sbin
    $ ./rpmtest comp0 shmem0 -dest 1 -vread
    	ループバックテストと同じ結果にならなければなりません
    
    テストを終えるときは、プロセスが無限ループしているので、server host 上の pmtest プロセスを kill するのを忘れないでください。 このテストが失敗した場合は、トラブルシューディングを参照してください。

トラブルシューディング

初期化テストが失敗
ループバックテストが失敗
Point-to-point テストが失敗

CREDIT
This document is a part of the SCore cluster system software developed at PC Cluster Consortium, Japan. Copyright (C) 2003 PC Cluster Consortium.