[SCore-users-jp] Re: PCCC 関西ワークショップ − 1日で分かるPCクラスタの現状 − 3月16日開催
Yutaka Ishikawa
ishikawa @ is.s.u-tokyo.ac.jp
2007年 3月 8日 (木) 09:36:47 JST
SCoreユーザの皆様、
本メーリングリストをお借りして、2007年3月16日(金)に開催するPCクラスタ
コンソーシアム主催のクラスタに関するワークショップを再度ご案内させて頂
きます。今回、「− 1日で分かるPCクラスタの現状 −」と題して関西にてワー
クショップを以下の通り開催致します。
登録締め切りは、3月12日(月)18:00となっております。
午前中は、クラスタの入門として、理化学研究所の青山幸也氏にクラスタ上の
並列プログラミングの初歩を講演して頂きます。また、PCクラスタコンソーシ
アムが配布しているSCore 6.0の紹介を日本ヒューレット・パッカードの原田
浩氏に講演して頂きます。また、日本の代表的大規模クラスタとして、筑波大
学の朴泰祐先生にPACS-CS、東京工業大学の松岡聡先生にTSUBAMEのご講演をお
願いしております。
石川
--------------------------------------------------------------------------------
PCクラスタコンソーシアム 関西ワークショップ
− 1日で分かるPCクラスタの現状 −
日時:平成19年3月16日(金) 10:00〜16:30
会場:富士通株式会社 関西システムラボラトリ
8FセミナールームB
http://jp.fujitsu.com/facilities/kansai/
参加登録締め切り:平成19年3月12日(月)18:00
主催:PCクラスタコンソーシアム
参加費:無料
定員:100名
http://www.pccluster.org/event/workshop/2007
プログラム
○ 9:30 - 10:00 受付
○ 10:00 - 10:15 オープニング
石川 裕 (東京大学)
○ 10:15 - 11:15 並列処理とMPI通信ライブラリ入門
青山 幸也 (理化学研究所)
概要: 分散メモリー型並列計算機で並列計算を行う際に使用する通
信ライブラリMPIと、プログラムを並列化する際の考慮点について
概説します。
○ 11:15 - 11:45 SCore 入門
原田 浩 (日本ヒューレット・パッカード株式会社)
概要: SCoreとBeowulfクラスタ、どこがちがうのか? SCoreの歴史
と特長を紹介します。
○ 11:45 - 13:30 break
○ 13:00 - 13:45 PACS-CS と計算科学
朴 泰祐 (筑波大学)
概要: 筑波大学計算科学研究センターにおいて平成18年7月から
稼動開始した科学技術計算向け超並列クラスタPACS-CSの運用状況
を報告する.PACS-CSの性能概略と,現在プロダクトランを継続し
ているQCDアプリケーションを始め,物性物理・気象シミュレーショ
ン等,本センターにおけるアプリケーション事例について紹介する.
○ 13:45 - 14:30 TSUBAME との一年 --- PCクラスタの勝利 ---
松岡 聡 (東京工業大学)
概要: TSUBAMEは、我国最高速のスパコンとして設計・実装されたが、一万
CPU規模の「みんなのスパコン」でもあって、莫大なPCのEcosystemを
利用することこそが今後の大規模スパコン構築の正しい道筋であるこ
とを実証した。そのような TSUBAMEの過去一年の構築から運用経験を語る。
○ 14:30 - 14:40 break
○ 14:40 - 16:30 パネル討論「クラスタの現状と今後」
司会: 石川 裕 (東京大学)
パネリスト:
原田 浩 (日本ヒューレット・パッカード株式会社)
西 克也 (株式会社ベストシステムズ)
竹内 義晴 (日本電気株式会社 グリッド推進センター)
久門 耕一 (株式会社富士通研究所)
(TBA)
概要:企業のクラスタに関する現状の取り組みをパネル形式で紹介
し、ユーザの要望を聞きながら、今後の取り組みについて議論して
いきたい。
SCore-users-jp メーリングリストの案内