[SCore-users-jp] PCクラスタシンポジウムのご案内(12月15日〜16日)事前申込〆切12月12日

Yutaka Ishikawa ishikawa @ is.s.u-tokyo.ac.jp
2005年 12月 1日 (木) 10:21:05 JST


皆様、

事前申込〆切が迫ってきましたので、改めて、第5回PCクラスタシンポジウム
開催のご案内をお送りします。
事前登録の〆切は、12月12日18:00となっています。お早めにご登録下さい。

石川
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		第5回PCクラスタシンポジウム開催のご案内
					主催:PCクラスタコンソーシアム
					      http://www.pccluster.org/
					協賛:独立行政法人 理化学研究所(予定)
					日程:2005年12月15日(木)〜16日(金)
				事前登録〆切:12月12日(月) 18:00
				  問い合わせ:sec @ pccluster.org

開催趣旨

2001年10月に発足したPCクラスタコンソーシアムは、日本発の高性能クラスタ
システムソフトウェアSCoreの開発・支援を通して国内外のPCクラスタ市場の
発展に貢献しております。SCoreの開発を開始してから10年が経ち、今や、計
算センタによる2048台のCPUから構成される大規模PCクラスタやグリッドコン
ピューティングにおけるグリッド構成要素としてのPCクラスタに SCoreクラス
タシステムソフトウェアが利用されています。

PCクラスタビジネスを展開している国内の主要な企業およびユーザが一堂に会
するPCクラスタシンポジウムでは、SCoreの最新情報のみならず、PCクラスタ
プラットフォームの最新情報をお届けし、また、ユーザの皆様との交流の場を
設けております。

1日目にSCoreの概要ならびに導入方法、「実効性能追求型超並列クラスタ
PACS-CSの概要」と題して筑波大学 朴教授による招待講演があります。そして、
パネル討論形式で、SCore開発の現状報告をすると共に今後の開発に関して議
論します。
2日目には会員企業によるPCクラスタ導入事例など、PCクラスタに関する最新
の動向をお伝えします。また、「PCクラスタの将来展望 −アプリケーション
ユーザからの視点−」と題して大学・研究機関でご活躍されている方々をパネ
リストにお招きし、パネル討論を行ないます。
なお、1日目の午後、2日目は併設して企業展示が行なわれます。
皆様の御参加をお待ちしております。


12月15日(木) 日本科学未来館

10:30 -- 11:45 SCore入門
    原田 浩 (日本ヒューレット・パッカード株式会社)
    概要:SCore5.8機能の概要と導入方法の紹介します。
    
13:30 -- 14:30 招待講演 「実効性能追求型超並列クラスタPACS-CSの概要」
    朴 泰祐(筑波大学)
    概要:
    筑波大学計算科学研究センターで開発中の超並列クラスタPACS-CSは、シング
    ルプロセッサノードとGigabit Ethernetトランキングによる3次元ハイパクロス
    バ網により、特にバンド幅を要求するアプリケーションに即した構成を持つ。シ
    ステムはLinux+SCoreに加え、新たに開発された3次元ハイパクロスバ網用PMドラ
    イバによって運用される。本講演ではPACS-CSの概要について述べる。
14:30 -- 15:00 Break

15:00 -- 16:30 パネル討論:「SCore 6.0 & Omni OpenMP 開発状況および今後の開発」
    司会: 石川 裕(東京大学)
    パネリスト:
    佐藤 三久(筑波大学)
    堀 敦史(Allinea Software)
    住元 真司(株式会社富士通研究所)
    清水 正明(株式会社日立製作所)
    亀山 豊久(PCクラスタコンソーシアム)
    概要: 開発部会メンバによるSCore 6.0およびOmni OpenMPの開発状況を
    紹介し、今後の開発に関して議論していく。
    SCore 6.0では、Intel MPI、Open MPI、マルチスレッド対応チェックポイント
    機能を提供する予定である。

16:30 -- 17:30 企業展示
17:30 -- 懇親会(参加費2,000円)
* 13:00〜17:30 併設して企業展示を行ないます。

16日(金) 一般セッション
9:30- 受付開始
10:00-10:45 SCore の節目 - SCore 10 年
    石川 裕(東京大学)

10:45-11:45 PCクラスタプラットフォームの動向
 o 10:45-11:15 AMDプロセッサの最新情報ならびにクラスタに関する取り組みについて
    早川 洋一 (日本AMD株式会社
               アジア・パシフィック カスタマーサポートサービス本部
               ソフトウエアエキスパート)
 o 11:15-11:45 HPC用インテル・プラットフォーマライゼーション
    池井 満  (インテル株式会社
               分散並列技術部 シニア・アプリケーション・エンジニア)

13:00-15:00 メンバ企業によるSCoreクラスタ導入事例・応用事例・今後の取り組み
    発表予定企業
          o 株式会社ソフトウェアクレイドル
          o アルテアエンジニアリング株式会社
          o 日本電気株式会社
          o 株式会社富士通
          o 株式会社日立製作所
          o 日本ヒューレット・パッカード株式会社
          o 株式会社アックス

15:00-16:30 パネル討論:
   「PCクラスタの将来展望 −アプリケーションユーザからの視点−」
    司会:姫野 龍太郎(理化学研究所)
    パネリスト(あいうえお順):
    岡澤 重信(広島大学)
    小西 史一(理化学研究所ゲノム科学総合研究センター)
    白崎 実(横浜国立大学)
    廣安 知之(同志社大学)
    真鍋 篤(高エネルギー加速器研究機構)
    概要: PCクラスタユーザをパネリストに招き、高エネルギー物理、バイオ、
  遺伝的アルゴリズム、熱流体解析、衝突解析などの分野でPCクラスタが
    どのように使われ、どの程度の問題が解けるようになったのか、問題サイズ
    と性能面について紹介して頂く。さらに、PCクラスタの利用勝手や現在直面
    している問題点について議論し、今後のPCクラスタ発展の方向を展望する。

*10:00 〜 16:00 併設して企業展示を行ないます。



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