[SCore-users-jp] PM/Myrinet及びPM/S hmem におけるゼロコピー機能のメカニズム
kameyama @ pccluster.org
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2004年 2月 26日 (木) 12:48:32 JST
亀山です.
In article <20040226.115911.607983780.s-sumi @ flab.fujitsu.co.jp> Shinji Sumimoto <s-sumi @ flab.fujitsu.co.jp> wrotes:
> Itanium2とMyrinetの組合せあれば、コピーしたほうが速いです。Zero-copy通
> 信が純粋にCPUの演算に影響を与えるとすれば、堀さんが指摘しているとおり、
> キャッシュが無効化されて通信のたびに再ロードが発生していると思われます。
今回の場合, 通信と演算を別にしているのでその影響はないのでは,
と思いましたが, そうでもないような気がしてきました.
zerocopy の場合は, 直接 memory 上にコピーされることになるので,
キャッシュが無効な状態で演算を開始することになるのに対して,
zerocopy を使用しない場合は, 条件によっては, 演算に必要なデータが
すでにキャッシュに入っている可能性があり,
その場合はメモリをキャッシュに転送する時間だけ
速くなっている可能性がありますね.
(実際は CPU が複数あるため, もっと複雑そうですが...)
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