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SCore Cluster System Software リリースノート


SCore 6.0.1 2 Centos 4.4 のバイナリをrpm形式で提供します。 RPM には富士通コンパイラ、 Intel コンパイラバージョン 9.1 および PGI コンパイラのための MPI ライブラリが含まれています。 その他の OS で使用するためにはソースからコンパイルする必要があります。
注意:SCore 6.0.2 は SCore 5.8.3 以前のプログラムとバイナリの互換性はありません。 古いプログラムを動かしたい場合は再コンパイルを行ってください。

SCore 6.0.2 における新機能

  1. boot 時に CRT モジュールを組み込むようにしました。
    デフォルトで新しい checkpoint/restart が使用できるようになりました。

  2. setup コマンドの実行時に log を残すようにしました。

  3. compilers ファイルで site ファイルのパスが省略できるようになりました。

  4. 新しい version の SCore をインストールしたとき、/opt/score/etc の内容をコピーするようにしました。

  5. scrun コマンドにコア (プロセッサ) とプロセスの結び付きを指定するための corebinding オプションが追加されました。

バグの修正

  1. PM を使用すると、malloc() が無駄に memory が割り当てられる bug を直しました。
  2. e1000 ドライバのバージョンをあげました。PCI-Express の e1000 でも PM/Ethernet が使用できるようになりました。
  3. MPI 及び Omni の RPM 作成時の依存関係を修正しました。
  4. -nocheckpoint をつけたプログラムが動かない bug を修正しました。

制限事項

既知のバグ

昔のリリースノート

このリリースに関してバグレポート、質問、コメントなどあれば、 SCore Users ML で質問してください。


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