msgblockは Linux/Unix コマンドを実行している間、コンピュート
ホストロックサーバ msgbserv(8) をロックします。
ロックの対象は、-gオプションではホストグループを、-f
オプションではホスト列を記述したファイルで指定します。
scout(1)コマンド等と異なり、
msgblockはコンピュートホストロックサーバ
msgbserv(8)をデフォルトで
は「黄色」でロックします。この色は msgb(1) コマンドを通じて見ること
ができます。他の色は -color オプションに続く pink, orange,
green, cyan, purple, wheat そ
して gray と指定することで指定することができます。
msgblockでは以下のオプションが利用できます。
- -n N
-
msgblockはロックの対象となるホスト郡から
N ホストだけロックを試みます。ホスト郡の一部がすでにロッ
クされていた場合、空いているホストの中から連続した
N ホストをさがします。
- -nc
-
このオプションは -n オプションと共に使われます。
msgblock は空いている N ホストを探しますが、こ
のオプションが指定された場合、ロックの対象は連続したホストとは限りません。
-
-machinefile filename
-ofile filename
-of filename
-
ロックに成功したホスト列をこのオプションでしていされたファイルに書き出し
ます。
-
-smp N
-cpu N
-
このオプションは -machinefile と共に使われます。ファイルにホス
ト列を出力する際、ホスト名に続いてセミコロン(:)とそれに続く指定された
数値が出力されます。
- -wait
-
このオプションが指定されると msgblock はロックが成功するまで
定期的にロックを試行します。