SC2003出展報告

2003年11月28日

普及部会SC2003タスクフォース(NEC泓)

 

2003年11月17日(月)〜20日(木)、米国アリゾナ州フェニックスにおいて、スーパーコンピューティングの国際会議であるSC2003が開催され、当コンソーシアムも本会議の展示会に出展いたしましたので、その概要を報告いたします。

昨年のSCには産総研、東工大他と連合を組み、Research Zoneにブースを構えたのですが、今年はコンソーシアムとして単独でIndustrial Zoneに3m×6mのこじんまりとしたブースを構えました。これは、昨年会員の方から「会員企業のアピールを是非コンソーシアムのブースで行いたい」という要望が強かったためで、あわせて今年は (1)会員企業によるプレゼンテーションコーナーの設置 (2)企業パンフレットの配布 (3)企業プロフィールをスライドショウ(オートデモ)で実施、と、会員企業のアピール機会を増やす試みも行いました。 

わざわざプレゼンのために来場いただきました黒石さん@ソフトウェアクレイドル、Give-awayを提供いただいた日本HP様、および毎度のことながらブースの運営に多大なご尽力をいただいた住元さん@富士通研さん、堀さん@スイミーソフトウェア、その他ブース設営関連で協力いただいた田中さんおよび伊藤さん@NECフィールディングクラスタインテグレーションセンター、事務局の小久保さん@アイシーエス企画、石川会長、本当にありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

会場のPhoenix Citizen Plaza SC2003コンソーシアムブース全景

今年は物流の関係でせっかく準備したGive-awayの到着が遅れたことと、ブースが今ひとつ動線のメインではなく立ち止まる人が思ったよりも少なかったということで、初日、2日目は集客に苦労してしまいましたが、最終日はGive-awayの威力でブースはかなり賑わっていました。

来年のSC2004はペンシルバニア州ピッツバーグです。来年への反省として、(1)動線によらず集客を促進するためコンソーシアムのロゴパネルをもう少し目立つものとする(例えばネオン看板風にするなど)、(2)安くてカラフルで人目を引くGive-awayを確保する、などについて検討が必要と感じております。

以下各企業によるプレゼン風景、ブースのデモ内容です。

中島さん@RISTのプレゼン Nick Birkettさん@STREAMLINEのプレゼン
中西さん@NECSAMのプレゼン 住元さん@富士通研のプレゼン
黒石さん@ソフトウェアクレイドルのプレゼン ブースを訪れたOSCARの面々

今回デモはNECのブレードサーバを日本から空輸し、そこでSCore5.6の実演およびMyrinetXP、Infiniband(富士通製)を稼動させました。

NECのブレードサーバでSCore5.6のデモ MyrinetXP(左)と富士通製InfinibandHCA(右)