PCクラスタコンソーシアム

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コンソーシアムのご紹介

PCクラスタコンソーシアム設立趣旨

PCおよびPCサーバを構成要素としたクラスタシステム、すなわち、PCクラスタは、スーパーコンピュータ並の高速計算処理能力を有し、WEB検索エンジン、電子メールサーバ、データマイニング、ゲノム情報処理、高度医療情報処理、自然現象シミュレーション等、最先端情報処理技術に欠かせない重要な基盤技術となってきました。本格的インターネット時代のなか、PCクラスタにより、今までスーパコンピュータを必要とした応用分野以外の新しい応用分野が開拓され、並列処理市場の拡大に留まらず、情報社会の質も変化してくる時代が到来しようとしています。

 1990年代後半からBeowulf型クラスタ1)を構築する試みが増えてきました。しかし、Beowulf型クラスタを構築してみると、当初想定した性能が出ない、管理が大変である、と言った問題点を抱えるユーザも多く見受けられます。

 技術研究組合 新情報処理開発機構2)は、Linux上のSCoreクラスタシステムソフトウエア及びOmni OpenMPコンパイラは、Beowulf型クラスタの問題点を解消し、高速で、かつ、コストパーフォーマンス、使い勝手と保守性に優れたクラスタシステムです。 新情報処理開発機構では、クラスタ市場育成のために、これ らソフトウェアをオープンソースとして提供してきました。新情報処理開発機構での 研究開発プロジェクト終了後も、これらソフトウェアの開発、維持、普及を通して、 PCクラスタ市場育成に貢献することを目的として、PCクラスタコンソーシアムを設立 しました。

本コンソーシアムは、次のような活動を行ないます。

PCクラスタシステムソフトウエアの開発、標準配布
SCore, Omni OpenMPの開発、維持に留まらず、先端ソフトウエアをインテグレーションしていきます。
PCクラスタに関する調査、評価
クラスタに関する動向調査およびクラスタシステムの評価を行なっていきます。
WEBによるポータルサイト運営
クラスタに関する技術情報、製品情報を集約し提供します。
技術交流会、講演会、講習会、展示会
PCクラスタ市場の拡大を目指して、潜在ユーザの発掘を行ないます。

本コンソーシアムは、PCクラスタおよびクラスタ上の応用ソフトウエアを製造、販売しようとする法人、同技術を研究・発展・普及させようとする団体・法人・個人等であって、本コンソーシアムの目的・趣旨に賛同頂ける幅広い方々の御参加をお待ちしております。

1)NASAのBeowulfプロジェクトでは、ネットワークにつながったPCを使って、TCP/IP上のオープンソースを用いて並列環境を実現する研究開発が行なわれました。
Beowulf型クラスタは、本来、TCP/IP上のオープンソースを組み合わせたシステムを指します。

2)技術研究組合 新情報処理開発機構は経済産業省の「リアルワールドコンピューティング(RWC)プロジェクト」を実施した技術研究組合です。

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